魔界から降り立った魔人!血と生肉が飛び交う血生臭い最凶の狂宴
■No.04/W.A.S.P.(アメリカ)

史上最悪バンドの筆頭。凶暴な大男4人組。ブラッキー・ローレス(Vo,B)は股間に鋸の歯を付け、体中にボルトを突き刺し、頭上に掲げた髑髏から血を滴らせ、全裸の女性をステージ上で縛り上げる。ポルノ雑誌に自分の全裸写真を掲げ「ガールフレンド求む」と広告を出したのがきっかけで加入したクリス・ホルムズ(G)の凶暴ぶりも手がつけられない。牧場でウッド・チップを飛ばす機械を使い、ステージ上から生肉をミンチにして民衆の頭の上にぶちまけるなど、そのステージは血の惨劇、狂気の沙汰である。豚の頭や死んだネズミを貼り付けた十字架なども小道具に使い、悪魔の儀式をそのまま再現したステージは恐ろしい限りだ。問題児ブラッキーは14才で陸軍学校に入り、火薬や爆発物の訓練を受けるが、軍曹を死ぬ程殴りつけ放校処分になる。クリスの凶暴ぶりは更に凄く、7才で放校処分。10代前半は少年刑務所で過ごし、14才までに車2台を廃車にし、無免許スピード違反でも捕まる。17才になり北米大陸防空総司令部のミサイル格納庫でペンキ塗りの職に就くが、建物内部の壁に"Fxxk War"とペンキで書きクビになったのでギターを弾き出した。メンバーは皆生まれながらに悪魔の化身だった。代表曲に「L.O.V.E. Machine」があるが、数年前にモー娘。がカヴァーしようとしたが、早い段階でその動きを察知した日本政府が、つ○くが作った同名の曲に差し替えた経緯がある。もしモー娘。がW.A.S.P.のラブマシーンをやっていたら・・・今頃、日本中にW.A.S.P.旋風が吹き荒れていただろう。